おひさま原っぱニュース
タイトル
4月からの行き先が決まった2才児クラス、もうあと1ヶ月ちょっとで卒園です。これからいく幼稚園や保育園にも、彼らなりの理解や期待があって楽しみにしていたり、不安を感じていたりしているようですが、保育園に来たときに比べて、いえいえ去年の春に比べて、なんて大きくなったこと!遊び方、話し方、ともだち付き合い、生活のすみずみまで、成長したなぁ、とおもうことだらけです。もうすぐさよなら、まだまだ側で成長をみまもりたいのにね。0~2才までの小規模保育事業の悲哀(!)を感じます。よその保育園にいっちゃうんだね、寂しいね、先生もついてっちゃおうかな、なんていっていたら、2,3日前、手紙をもらいました。いっぱい書いてあるのですが、残念ながらなんて書いてあるのかわかりません。なんて書いてくれたの?と聞いたら、読んでくれました。“せんせいがさびしいから、ほいくえんにつれていってあげます。Sちゃんはじてんしゃでいくので、せんせいのじてんしゃでついてきてください”だそうです。フフフ、かわいいね!2才児クラスは目下、思い出作りの真っ最中、聡子先生を中心にいまいい感じの毎日です。
立春を明日にひかえ、雪の朝になりました。いわずと知れた今日は節分、鬼が出るか蛇が出るか、ドキドキのこどもたち!このところ「鬼は~そと~」と、豆をぶっつける練習をし、鬼がきても泣かない、先生の後ろに隠れない、などとかたく誓っていたのですが、本番はどうなるか!!若干、表情もこわばっているような・・・。さて、そろそろ来るかな?鬼さんから、近くまできた、という電話もあったことだし・・・豆の入った紙コップを手に、戦闘の構えに入ったこどもたちの前に窓ガラスにうつった鬼が一匹!見た途端に大号泣の子一名、と思う間にもう一匹の鬼出現で、保育室はたちまち大騒ぎです。涙をこらえ、口をギュッと結んで豆を投げる子、鬼に捕まって泣き出す子、できるだけ目立たないように陰に隠れようとする子、それやこれやの騒ぎの末、鬼は退散し、こどもたちはふっと力が抜けたよう・・・こわかったねぇ、でもがんばったねぇ、泣いた子も、泣かずに戦った子も、みんなで座り込んで、さっきの出来事を振り返っています。そして聡子先生の論功行賞!こわいのをがまんしてがんばって豆を投げた三人は、一番たくさん、甘納豆のご褒美をもらいました。そのほかの子も働きに応じて(?)・・・大泣きした子も、捕まっちゃった子も・・・それぞれ甘納豆をもらってほっと安心、元気に雪のなかへ遊びにでていきました。この頃はかのなまはげも優しくなっているのだとか、でも、おひさま原っぱの鬼たちはまだまだ怖いよー!!
大寒らしい寒い日が続きました、雪が降ったりして、お散歩に行けない日もありましたが、部屋遊びはそれなりに盛り上がって楽しそう!仕事が一段落して保育室に戻ると、なんと風呂敷がいっぱいぶら下がり、隅っこにはお昼寝布団が敷いてあるじゃありませんか!みんなで保育園ごっこをしてたんですって!こども役のせんせいがいつまでも起きないで、グズグズゴロゴロしていると、みんなで「起きてー!」の大合唱・・・それでも起きないでいると、業を煮やした、最年長のS子せんせい、「じゃ、寝てなさい!!!」そういえばそんなやりとり時々やってるよね、よく見てること、うっかりできないね、と、大人は大笑い。ごっこあそびやら、間近になった節分の準備やら、外にいけなくても結構楽しめます。そう、クリスマスの次のイベントは豆まきですからね、鬼のつのをつくったり、豆まきの練習をしたり、いろいろ忙しいんですよ、こどもたち!そして先生たちも大好きな節分を楽しみにしてるんです、鬼は何匹にしよう、どこからあらわれよう、どの子をつかまえよう、なんてね。